こんにちは、Make WakのWak (@wak198)です。
今回は電動昇降デスクのメリットと、選び方のポイントについて解説をしていきたいと思います。
あなたはこんな悩みをお持ちではないでしょうか。
- 在宅勤務でデスクワークが続いている
- パソコン仕事が続いて肩こりがひどい
- すわりっぱなしで運動不足
- なんだか集中力も続かなくなった
こんな悩みには、ズバリ電動昇降デスクがとっても便利です。
ただ、新たにこんな疑問も湧いてきます。
- 電動昇降デスクを購入してみたいが、種類が多すぎてわからない
- 選ぶべきポイントについて教えて欲しい
- 実際に使っている人の感覚を聞いてみたい
実際僕も、初めて電動昇降デスクを購入するときにはかなり悩みました。
当時は、どんなポイントで選べばいいのか全然わからなかったんですよね。
そんな経験も踏まえて、できるだけわかりやすく解説していきますので参考にしてみてください。
それでは行ってみましょう!
電動昇降デスクのメリット
そもそも電動昇降デスクって「何が」そんなにいいの?
こんな疑問にお答えするために、まずは電動昇降デスクのメリットについてかかってきたいと思います。
メリット 1:集中力が続くようになる
個人的に電動昇降デスクを導入して最も良かったと感じている点は「長引くデスクワークでも集中力を高く保てる」ようになる ということですね。
立ったり座ったり、姿勢を変えることで気分転換になると同時に、体が動くことで血の巡りがよくなって、頭がすっきりするような感覚があります。
どうしてもデスクワークばかりが続く時って、だんだんとやる気が下がってしまいますよね。
すわりっぱなしで何時間も作業していると、カラダも気分も重~く行ってきます。
しかし電動昇降デスクであれば、姿勢を簡単に変えることができます。
「ちょっと疲れてきたな・・・試しに立って仕事をしてみるか」と、ダメ元で姿勢を変えてみたら「気付いたらさらに2時間集中できていた、ラッキー!」なんてことも一度や二度ではありません。
いつもなら集中力が切れて、コーヒー休憩に入って「そのまま気づけば30分・・・」何の生産性もなくダラダラと過ごしてしまった、なんてこともある場面です。
それが生産的な、プラスの時間に変化するので、とってもありがたい話です。
もし仮に、1週間に1回、1時間追加で生産的な時間を過ごせたとすると、年間でおよそ50時間の創出ができます。
もし時給を2,000円と仮定すれば、1年で10万円の生産性向上ですね。
電動昇降デスクは10万円もかかりませんので、一年で余裕で投資を回収できる計算です。
メリット 2:肩こりの軽減
電動昇降デスクを使うことのメリットの2つ目は「肩こりの軽減効果」だと思っています。
肩こりは、ずっと同じ姿勢でいることで発生すると言われています。
最近では会社支給のパソコンは専らノートパソコンでしょうから、前かがみの猫背の姿勢で作業している人はとても多いでしょう。
そんな姿勢で、1時間も2時間も作業していれば、慢性的な肩こりになるのも無理はありません。
その点、電動昇降デスクを使えばこまめに姿勢を変えることができます。
また作業している時に一番楽な高さにデスクを調整することもできるので、猫背そのものを抑制することもできます。
人間は動物ですから、人間の体は元々動くためにできていると言われています。
電動昇降デスクで無理のない姿勢を維持しつつ、体をこまめに動かしながら毎日の仕事ができるので、肩こりはずいぶん楽になったと感じています。
メリット 3:座りっぱなし防止
それから、メリット2に似た話ではありますが「すわりっぱなしの姿勢を防止できる」というのも電動昇降デスクの大きなメリットです。
近年、すわりっぱなしでいることは健康に良くないということが明らかになってきました。
1時間座りっぱなしでいると、15分寿命が縮むと言われています。
電動昇降デスクであれば、気が付いた時にワンタッチで姿勢を変更することができます。
このため「気づいたら3時間もすわりっぱなしだった」なんてことがほとんどなくなります。
会社に出社して仕事をしていた時は、誰かに呼ばれたりしてこまめに立ち上がることもあったんですが、そういうこともめっきり減りました。
在宅勤務になってからは自発的に姿勢を変えないと、どうしてもデスクワークがぶっ通しになってしまいます。
その点、電動昇降デスクを使えば気軽に姿勢を変えられるので便利ですね。
実際に、電動昇降デスクを導入してからというもの、1時間以上すわりっぱなしでいることはほとんどなくなりました。
「すわりっぱなしは体に悪いんだよなぁ・・・」とモヤモヤしながら作業することもなくなり、精神衛生的にも良くなりました。
まとめ
と、いうことで、電動昇降デスクを導入すると以下の2つの面でメリットがあることを伝えておきました。
- 集中力が続きやすいという「生産性」のメリット
- 肩こりやすわりっぱなしを防止できる「健康面」のメリット
自分が使っていても、どちらも費用対効果はかなり良いものだと感じています。
自分への投資という意味でも電動昇降デスクはおすすめですね。
デスクの種類と電動昇降デスクの選び方
それでは、どんなポイントで昇降デスクを選べばいいのでしょうか?
ここからは、実際に電動昇降デスクを毎日活用している僕が「ここだけは外せない」というポイントに絞って、選び方について解説していきます。
種類の比較:手動式 / ガス式 / 電動式
まず大前提として、昇降デスクにはいくつかの種類に分けることができます。
<昇降デスクの種類分け>
- スタンディングデスク:立ち固定
- ハンドル式昇降デスク:手動操作(ハンドルをぐるぐる回す)
- ガス式昇降デスク:半自動操作(レバーを引く)
- 電動昇降デスク:自動操作(ボタンを押すだけ)
この中でも断然おすすめなのが電動式の昇降デスクですね。
たいていデスクを昇降させたい時というのは、アタマや体が疲れてきた時です。
こんな時に手動で操作するタイプだと「今は疲れてるからまた後でいっか」 となってけっきょく使わなくなってしまうのがオチです。
上でも少し述べたように、理想的には1時間に一度は姿勢を変えたいので、1日の中で8回~10回も昇降作業が発生します。
そんな時に手動でやっていては絶対に続かなくなってしまうので、長く確実に使うためにも電動タイプの昇降デスクを強くおすすめします。
選び方1:メモリー機能をチェック
しかし電動昇降デスクの中でも、さまざまな機能があり、ここも混乱を招く部分だと思います。
個人的に最も重要なのは「高さ設定をメモリー記憶させておく機能があるかどうか」です。
このメモリー機能があると、設定した高さまでワンボタンで操作することができるので、昇降動作が劇的に楽になります。
電動昇降デスクの中でも「上下ボタン」しかなく、ほぼ手動で昇降操作をしなければならないものもあるので要注意です。
ただ単純に上げ下げできるだけだと「今日の最適な高さは100cmかな?101.5cmかな?なんか微妙にしっくりこないな?」なんて気が散って、作業に集中できなくなってしまうでしょう。
メモリー機能があれば一度自分に合った高さをみつけたら、後は毎日その高さに自動で調整してくれますので、何も考えなくても良くなります。
長く、 ストレスなく使うためには必須の機能です。
選び方2:昇降する幅をチェック
それからこれは実際に使ってみてから強く意識するようになったポイントなのですが、「昇降可能範囲」もメモリー機能に並ぶ重要ポイントです。
具体的には一番下に下げた時に60cm台(69cmとか)まで下がるものを選んでください。
例えばwakは身長170cm(平均的な日本人)ですが、座り姿勢では69 cm に設定して使っています。
ちなみに「一般社団法人日本オフィス家具協会」より、机と椅子の適切な高さを求める計算式が公開されています。
計算式だと分かりづらいと思うのでグラフにしてみたものがこちらです。
どうでしょう?
あなたの身長に適したデスクの高さが、なんとなく分かるのではないでしょうか?
例えばこのグラフからすると、170 cm の人は一般的に71 cm のデスクの高さが良いようです。
人によってバラつきもあるでしょう。
wakの場合は 2 cm 低めの 69 cm が一番しっくりきます。
一方で電動昇降デスクの多くのモデルでは、昇降可能範囲が70cm~となっており、半分以上の日本人にとっては使いづらいものになっています。
電動昇降デスクの設定は1cm、2cmの違いでけっこう違和感がありますので、ものによっては「もう一歩で気持ちいいところに設定できるのに、これ以上下がらない・・・」と、悲しい思いをしかねません。
椅子の高さを少し高めにすることで調整できなくはないのですが、そうすると次は足が地面につかない → 太ももの裏側がいたくなる → 足置き台を地面に置いて・・・と、対策がいたちごっこになってしまいかねません。
スパっと、最初から電動昇降デスク側で解決してしまっておくのが得策です。
こちらの記事で、各社の電動昇降デスクについて比較しています。 昇降可能範囲についても述べているので参考にしてみてください。
選び方3:その他
以上の2点、「メモリー機能」と「昇降可能範囲」を押さえておけば、ほとんど電動昇降デスク選びに問題はないと思います。
ここからは少し優先順位が落ちるポイントについても解説しておきます。
障害物検知機能
優先順位は低いですが、あると便利なのが障害物検知の機能です。
昇降デスクを使っていると、どうしてもコードを引っ掛けしまうとか、自分が不在の間に小さな子供がイタズラで触ってしまうということが想定されます。
しかし、この障害物の検知の機能があれば大事に至ることがありません。
wakはFlexiSpotのE7という電動昇降デスクを使用していますが、ぐっと片手で押すぐらいの力を昇降動作中に加えると、昇降動作が強制終了してくれます。
感度の設定も弱・中・強と使い分けられるので便利ですね。
一方で、一人暮らしで使っている方などの場合は、なくてもそれほど困ることはないと思いますね。
色・デザイン・天板
色・デザインについては、ほとんど好みの問題になってきます。
たいていのメーカーで、脚(フレーム)は白・黒から選ぶことができます。
デザインは、角ばった四角いデザインであることが多いです。
一部のメーカーでは、楕円の脚(フレーム)をラインナップしているところもあるので、こだわりのある人は選んでみてください。
天板も、白・黒・木目から選ぶことができるパターンが多いです。
またメーカーによっては、天板を DIY で自作することに対応しているところもけっこうあります。
出来合いの天板だと、120 cm 幅とか140 cm 幅、もしくは70 cm 奥行きとか50 cm 奥行きといった種類から選ぶことが多いですが、 DIY で作る場合は好きなサイズに設定することができます。
また DIY で天板を作る際は安い木材を使えば出来合いのものをセットで買うよりも少しだけコストダウンすることも可能です 。
お使いのお部屋のサイズや、好み、DIY が得意かどうかなどによって選ぶのが良いでしょう。
オススメの1台 FlexiSpot E7
以上のポイントから、個人的にコレ一択だと思っている電動昇降デスクも参考までに載せておきます。
FlexiSpotの「E7」というシリーズの電動昇降デスクですね。
「電動」かつ「メモリ機能」「最低昇降高さ58cm~」「障害物検知あり」「脚も天板もカラーバリエーション豊富」「天板の DIY 可」に加えて「最安クラス」という、最強の電動昇降デスクです。
↓ の Amazon リンクから、さまざまなカラーバリエーションを選ぶこともできるので、一度見てみると面白いと思います。
定期的に1万円クラスの値引きセールをやっていることもあるので要チェックです!
注意点・デメリット
さてここまで電動昇降デスクのメリットや選び方のポイントについて解説してきましたが、少しだけデメリットについても触れておきましょう。
重さ・大きさ
電動昇降デスクのほぼ唯一と言って良いデメリットは、その「重さ」「大きさ」でしょう。
大きな天板を昇降させるため、電動昇降デスクはかなり頑丈な鉄フレームでできています。
このおかげで、高さ120 cm に設定してもデスクがガタついたりしないメリットがある一方で、重さが20kgとか30kgなどと相当重くなるデメリットがあります。
階段などを登って部屋を移動させる必要がある場合は、最低でも二人で作業しないと厳しいでしょう。
また、組み立ても男性一人で作業するのがやっと、という感じでした。
それから、デスクとしてもけっこう大きな部類に入ってきますので、模様替えなどお部屋の移動が大変という点も注意しておいた方が良いです。
wakの場合は組み立てを別の部屋で行なってしまったため、書斎に運び込むのに苦労しました。
部屋に運び込んでからは、床に毛布を敷いたり、電動昇降デスクの足に傷防止のフェルトを貼ったりすれば、楽に引きずって動かすことはできますが、組み立て・模様替え・引っ越しの際は要注意です。
まとめ
以上をまとめます。
電動昇降デスクは、こまめに姿勢を変えられるため「生産性アップ」や「健康維持」といったメリットがあり、ふつうのデスクとはひと味もふた味も違ったガジェットとなっています。
「電動」タイプで「メモリー機能」があり「最低高さが60 cm 台から」となっているもの、というのが、電動昇降デスクを選ぶ時の最重要ポイントです。
一方で、とても重たい家具ですので取り扱いには十分注意をしてください。
ふつうの家電と違って、電動昇降デスクなんて人生で購入したことがある人のほうが少ないでしょうから、最初は何を選べばいいかわからず迷ってしまうと思います。
しかし実際に使ってみると、選ぶべきポイントはそれほど多くないです。
電動昇降デスクを導入すると、日々の仕事や勉強がはかどるようになって本当に快適ですよ!
今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。
ぜひトライしてみてください。
それではまた! Wak
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