こんにちは、Make WakのWakです。
「タイピングを楽に・早くする」ことで「生涯アウトプットを続ける習慣を身につける」を目標に、文字入力(タイピング)の最適化に挑戦しています。
今回はJISかな入力への挑戦 6週目です。前回(5週目)では明らかに成長が鈍くなってきましたが、今回はどうなるでしょうか?
かな入力実践レポート
36日目
125WPM!すごい、かな入力できてる!
ちなみにSurface Pro(ノートPC)のキーボードでも割と違和感なくできた。キーボードに頼らないレベルまで上がってきたのだろう。初期の頃はキーボードを変えると感覚が違いすぎてダメダメだったから。ちょっとした文字入力ならわざわざキーボードを出してこなくても済みそう。小回りが効いていい。
37日目
129WPM!さらに伸びた!先週の伸び悩みが嘘のようにスコアがぐんぐん伸びていく。よく寝て集中力も快調。コンディションよし。「りょう」などの拗音が流れるように無意識で打てるようになってきた。
ついにブログ執筆もかな入力で始めてみた。実用フェーズへのシフト!成果の刈り取り!
…しかし誤字が混ざると入力が極端に遅くなることが分かってきた。タッチタイピングができない。今はe-typingのヒント表示ありきで練習しているので、これがなくなると途端に指が迷子になる。
ヒントをなくし、タッチタイピングの練習に切り替える必要がある。また、正答率を上げ、修正にかかる時間を減らす必要がある。
一度スピードを諦め、新しい山を登る覚悟をした。
38日目
134WPM!自己ベスト更新!夕方に一発でこれ。いい感じ。普段の生活の中でも、脳内キーボードがぽんと出てきてタイピングの練習をしてしまうようになった。いい感じで無意識が仕事をし始めている。
まだタッチタイピングはできないけど。
39日目
この日は出張で忙しく、あまり練習の時間は取れなかった。
でも移動の新幹線の中でパソコンを取り出し、テザリングでe-typingにつないで練習した。そうまでしてやるか、と思うけど、習慣になっているからしょうがない。毎日続けないほうが、積み上げてきたものが壊れそうで怖い。
ちなみに新幹線の中でも意外といけた。108WPMだから、普段の8割くらいはいける感触。それほどストレスもない。
40日目
最近仕事が落ち着いている。ついにかな入力を仕事へ進出させる。本格運用を開始。
…が、まだまだ使えない。ストレスフル。遅い。余裕のある時だけ限定ね。
今日はe-typingのお題チェンジの日。今回のお題は長文に感じる。打ってて「まだ終わらん…」となる。飽きてきたのかもしれない。ココが正念場。
41日目
この日から一気にスランプに突入。前日まで100WPM余裕だったのが、この日から90WPM以下をウロウロ。
理由は明確で、完全にタッチタイピングの練習を始めました。仕事でかな入力を試してみて気づいた。実用で使えない原因(練習のように気持ちよく打てない)は、e-typingのヒント表示ありきの練習だったからだ。
タッチタイピングができないと、「はい、自由に打ってください」となったとき、手が止まってキーを探してしまう & ミスタイプが多すぎて修正にさらに時間がかかる、でメチャクチャ入力が遅い。
e-typingのヒント表示を消して、タッチタイピングの練習を開始した。これがスランプの原因。
スランプといっても、意図的にやっていることなので焦りはない。完全に今までの積み上げがなくなるわけじゃないし。少なくとも、また41日あれば同じ場所に必ず戻ってこられるという安心感がある。
42日目
ヒントなしの練習に全く手も足も出ず、134→77WPMまで一気に落ち込む。
でも、1週間目に戻ったような新鮮な気持ち。新しい神経ネットワークができているときの、いいぎこちなさがある。続けていれば絶対慣れるので、かな入力の実用化もいつか必ずできるだろう。
それに1日目ほど辛くはない。つまり、ゼロからのスタートではない。今までの積み上げがある。すぐに感覚がつかめてきている。
タッチタイピングを覚えて「指がしゃべる」まで頑張ろう。そうすれば間違いなく強みのスキルになる。
キーボードに貼っていたシールも全て剥がす。これで実質無刻印。修行僧みたいなストイックさだ。
ちなみにHHKBを汚したくなかったのでマスキングテープタイプのテプラを使っていた。はがしてもシールの跡は全く残らない。普通のテプラってなんであんなに残るんですか。
使ったのはこれです。マスキングテープのテプラなら剥がしても全然あとが残りません!これはおすすめ。
成長のグラフ
今回のグラフはこんな感じ。明らかに速度(青)が下がりました。
もう近似線(点線)にも乗らなくなってしまって、表示の意味がなくなってしまいましたね。さて、このリセットが吉と出るか凶と出るか。
少なくとも目標達成(200WPM)までの期間は伸びそうですね。ただ、このまま日常生活で使えないスキルになっても嫌なので、個人的にこのリセットは必須だったと思っています。
これから下がった速度と正答率をまた上げ直していきましょう。
おわりに
今回は、この取り組みにおけるもっとも大きな転換点の一つと言っていいイベントが発生しました。
成績(速度)も、正答率も、今までの華やかな右肩上がりからはかけ離れてしまいました。しかし、必要な決断だったと思っています。
もっと早い段階からヒント表示を消してもよかったのかもしれません。まぁ、練習の初期のころはストレスも多いので、それも難しかったのですが。
これからも無理しないで、しかし毎日必ずコツコツと、続けていきましょう。
タッチタイピングができれば絶対に実用的なスキルになる!楽しみにしておきます。
それでは良いモデリングライフを!
Wak
次回

参考
ここではこの取組みの舞台裏について情報を公開しています。もし自分でもトライしてみたいとか、参考にしたいものがあれば参考にしていってください。
練習環境
練習サイト
かな入力の練習には、e-typingというwebサイトを使っています。ネットさえあれば他になにもいらず、いきなり練習することができるのでおすすめです。また、一回あたりの練習時間が短くて済む(1分前後)ので毎日の習慣にしやすいです。
慣れてきたら会員登録をすることをおすすめします。自分の成績や苦手キーの情報を残せるので、成長を確認することができます。
パソコン
パソコンは基本的に何でもOKです。あるものを使いましょう。WakはマイクロソフトのSurface Pro シリーズ(Core – i5以上をおすすめ)を愛用しています。起動がスマホ並に早いので、即練習できます。3Dモデリングソフトを難なく動かせるパワーもあります。日常生活は全部これ一台。
キーボード
キーボードも、とりあえず手元にあるものでいいと思います。もし練習が本当に続くようになってきたとか、手指に痛みを感じるようになってきた、などあれば「良いもの」を買ってしまうことをおすすめします。僕もかなり色々試してみましたが、東プレ社のREALFORCEシリーズか、PFU社のHHKBシリーズがベストだと思います。高価ですが長く使えますし、値崩れしにくいので最悪売却も可能です。僕はテレワークでの携帯性を重視してHHKBを愛用しています。
参考文献
ここでは、この挑戦に至るまでに刺激を受けたり、参考にしたりして役に立った書籍を紹介しています。タイピングに限らず、広く日常生活に活かせる内容も載っていますので、ぜひ一度読んでみてください。
小さな習慣
いつも目標をたてても三日坊主で終わってしまう。気づいたらやらなくなっていた。そんな失敗を繰り返している人におすすめの本です。新しい「習慣の身につけ方」を知ることができます。最近の僕のスキルアップ・バイブルです。
ポイントは、毎日の目標を「極限まで小さく」することです。目標が小さいと、毎日苦もなく実行できます。毎日実行できると達成感が得られるうえ、脳がその習慣を自動化します。習慣が自動化されると、さらにその習慣が「楽で」「レベルの高い」ものになっていきます。
今回のかな入力チャレンジも「毎日1文字」(もしくはe-typingのお題1回)を極限まで小さい目標に設定しています。これがどんな力を生んだかは、引き続きこの連載で公開していきます!
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
かな入力ではないですが、親指シフトに関する紹介が少しあります。また、自分の取り組みをブログやSNSで発信していくことの意味・価値について学ぶことができる本です。
自分の取り組みを発信することで共感を呼び、自分のブランドが確立されていく。ネットの中で自分のポジションが出来上がっていき、それがお金(収入)につながっていく。そんなイメージを持つことができるようになります。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
すこし古い本になりますが、こちらも親指シフトに関する紹介が少しあります。また、広く仕事で成果を上げる方法について学ぶことができます。環境を整えることの大切さ、勉強を収入につなげるコツなどを知ることができます。
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