こんにちは、Make WakのWak (@wak198)です。
今回は無料の高機能スライサーソフト「Ultimaker CURA」の4.6アップデートを確認していきましょう。
今回はアップデート内容は少なめですが、すぐに使えそうなものだけ的を絞って紹介していきますね。
アップデート①:サポート材が透明表示に
これまでサポート材は、水色で表示されてきました。
サポート材は場合によってはモデルの周りに全て生成されるので、サポートによってモデルが覆い尽くされてしまって中が全く見えない、なんてことがありました。
CURA 4.6からは、このサポート材が水色の透明の線でレンダリングされるようになりました。
サポート材が透明でレンダリングされるので、サポートされているモデルを簡単に確認することができます。
アップデート②:「穴の水平展開」が追加
これまでも、モデル全体を拡大縮小して寸法を微調整することは出来ました。
ですがこれだと、 穴の寸法を調整するために、モデル全体の寸法まで拡大縮小されてしまいます。
これが新しく追加された、「穴の水平展開:Hole Horizontal Expansion」で 穴の寸法だけ微調整できるようになりました。
CURAの詳細設定メニューから値を入力すれば設定できます。
プラスの値を入れれば穴が大きく、マイナスの値を入れれば穴が小さくなります。
まとめ
今回のバージョンアップで僕が個人的にピックアップしたのはこの二つです。
「サポートの透明表示」と「穴の水平展開」
あまり数は多くないですが、いずれもかゆいところに手が届くいい アップデートだと思います。
最近3Dプリンターの精度は、プリンタそのものの精度というよりもスライサーソフトをいかに使いこなすか、という所がかなりのウェイトを占めているように感じています。
3Dプリンター自体は安くて質の良い(剛性がいい)プリンターが広く出回るようになってきたからです。
このブログでも随時3 D プリントに関する情報を発信していきます。
参考にしてみてくださいね!
それでは良いモデリングライフを!
Wak
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