【0週目】初心者がタイピングの効率化を目指してかな入力を100日間練習してみた【JISかな配列】

人生の最適化
スポンサーリンク

こんにちは、Make WakのWakです。

「タイピングを楽に・早くする」ことで「生涯アウトプットを続ける習慣を身につける」を目標に、文字入力(タイピング)の最適化に挑戦しています。今回から新しく「JISかな入力」の練習を始めていきます。

かな入力はローマ字入力と比べて打鍵数が少なくてすむため、タイピングを高速化&効率化させることができます。一方でかな入力は、入力に使うキーの種類がおよそ2倍に跳ね上がります(ローマ字比)。このため習得にかかる学習コストが増加し、難易度も跳ね上がります。そのためか、ネット上にもノウハウの情報が少ないように感じます。

興味はあるけど情報が少なくて困っている人のために、僕の実体験を含めて情報をどんどん発信していきますのでぜひ参考にしてみてください。

今回は第0週目として、この挑戦に至るまでの過程をご説明します。

JISかな入力への挑戦を決めた理由

僕は以前に「親指シフト」に挑戦したことがあります。結果としては失敗(腱鞘炎でリタイア)に終わってしまいましたが、そのときにかな入力系の入力方法が持つ打鍵数が少ない効率の良さや、高速タイピングできるポテンシャル、および上手く打鍵できたときの爽快感を感じました。いつか再トライしたいと考えていたところ、以下の動画をに出会います。

刺激を受けたYou Tube動画

①タイピングの大会でかな入力の選手がとんでもない速さで入力しています。muller選手を参考にするのがおすすめです。

REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2019 Full version
REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP2019年に行われた第3回大会(RTC2019)のフルバージョン動画です。タイピング日本一を決定する「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP」。全日本クラスの実力を持つタイパー達がプライドをかけて闘います。RTC2019ダイジェスト動画...

②こちらの動画もおすすめです。堅実なタイピングなので上の動画に比べると遅く見えるかもしれませんが、これでもとんでもない速さです。

【かな入力手元】e-typing 467pt
ローマ字より運指が複雑になるためスピードは出しにくいです。結果画面は e-typing plus で拡張しています。ワードごとのスピードなど細かい情報が分かるので便利です。

これらに刺激を受けて、かな入力を習得してみたい!というモチベーションが再燃しました。しかし学習コストも気になります。そこで次に、かな入力を習得することで得られるメリットを試算してみました。

学習コストの試算

モチベーションをさらに上げるために、この挑戦で得られる学習コストとリターンの関係についても計算してみました。

①必要な学習時間
かな入力の習得にかかる工数を、多めに見積もって1日1時間×100日と想定します。合計100時間ですね。これでローマ字入力に比べて8割くらいの速度でキーを叩けるようになると仮定します。

②得られる入力速度
僕のローマ字入力がだいたい250 KPM (keystrokes per minute)ですので、その8割というと200KPMでかな入力できるということです(ちなみに上の動画は400~600WPMの世界です…恐ろしや)。一方でかな入力は打鍵数が減る効果でローマ字入力の1.5~1.7倍の効率で入力できると言われています。つまりかな入力の200KPMは、ローマ字入力でいうと300KPMに相当する早さです。

③得られるリターン
すると、かな入力のほうがキーを叩く速度は8割しか出せなくても、執筆速度は300KPM/250KPM=120%まで早くなる計算になります。毎日1時間はかかる入力作業が80%の時間で済むようになります。0.2時間の削減ですね。もしこれを1年続けると0.2時間×365日=⊿73時間の効率化です。

④ペイする分岐点
以上より、かな入力の練習によりローマ字入力の8割の速度で入力できるようになると、100時間の投資に対して1年4ヶ月でモトを取れる(=努力分をペイできる)計算になります。そしてそれ以降は半永久的に利益を生み続けてくれます。楽しみですね~。100日+ 1年4ヶ月 = 1年半~2年で人生が変わる計算です。

その他のメリット

それにJISかな入力なら、親指シフトで挫折した「親指同時打鍵」がないのも個人的にはメリットです。

一般的には親指を活用することで使用するキーの数を減らせることが親指シフトのいいところと言われています。しかし自分の場合、これが習得できなくて腱鞘炎を発症したので避けて通りたい道でした。

かな入力なら、前回と同じ失敗は繰り返さなくて済みそうです。(まぁ、その分かな入力には親指以外の4本の指をフル活用させないといけない別の難しさがあるのですが…。)

オススメのかな入力練習方法

かな入力を習得する理由(=Why)が整理できたところで、次にHowの部分、つまりどうやってかな入力を習得していくかについても整理しておきます。

練習ツール

かな入力の練習には、こんな便利なwebサイトがあります。ネットさえあれば他に何もいりません。いきなり練習を始めることができます。また、一回あたりの練習時間が短くて済みますので毎日の習慣にしやすいです。

親指タイピング|無料の親指シフト入力練習サイト
親指シフト入力のタイピングゲームができるサイトです。特別なソフト不要、英数入力モードのままで遊べます。

慣れてきたら会員登録をすることをおすすめします。自分の成績や苦手キーの情報を残せるので、成長を確認することができます。

練習方法

大事なところなので、練習のスタンス・方法についてもしっかりまとめておきます。

前回の親指シフトの挑戦では、「我流で」「2,3日に一回、断続的に」練習したことで、「誤打鍵が多く」「いつまで経ってもマスターできない」まま挫折、失敗してしまいました。

そこで今回は「型通りに」「毎日コツコツ」練習することにします。新しいスキル・習慣を身につけるためには、たまにまとまった時間で練習するよりも、毎日ほんの少ずつでも続けていくほうが効果的と言われています。

毎日小さく続けることで、以下のような効果が期待できます。
①毎日の練習が歯磨きのように習慣になり、根性が要らなくなる
②かな入力専用の脳の神経ネットワークが構築され、毎日このネットワークが強化・修復・高速化されていく
これらにより、①練習も、②かな入力を行うこと自体も、無意識で行えるようになります。

今回の「極限まで小さい目標」は、「毎日PCを開いて、1文字だけ打つ」ということにします。(正確にはブログに残すために、毎日 練習課題を1回やって成績を記録しているのですが、気持ちの上ではそれくらい小さく構えています。)

小さな習慣の力については、以下の書籍に詳しく載っていますので参考にしてみてください。最近の僕のスキルアップ・バイブルです。

結論

JISかな入力は十分に試すだけの価値があり、また環境も整っていると判断し、挑戦することを決めました。

親指シフトで失敗した以前の反省を活かし、
①最小のうちはできるだけ我流をやめて型どおりの練習を行うこと、
②練習は一回あたりをできるだけ少なくして、その代わり毎日コツコツ行うこと、
とします。さて、果たしてどんな結果が待っているのでしょうか…?

次回から実際に手を動かして挑戦を始めていきます。

それでは良いモデリングライフを!

Wak

【1週目】初心者がタイピングの効率化を目指してかな入力を100日間練習してみた【JISかな配列】
こんにちは、Make WakのWakです。「タイピングを楽に・早くする」ことで「生涯アウトプットを続ける習慣を身につける」を目標に、文字入力(タイピング)の最適化に挑戦しています。今回はJISかな入力への挑戦 1週目です。今回から実...

参考文献

この取り組みは以下のコンテンツにも強く影響を受けてスタートしています。タイピング入力などのアウトプットをより効率的に行いたいと感じたら、ぜひ参考にしてみてください。

「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる

親指シフトに関する紹介が少しあるほか、ブログやSNSで発信することの価値についてもイメージさせてくれる本です。自分をブランド化することでポジションを作り、稼げるようになる。モチベーションを保つためにも繰り返し読んでいます。

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

すこし古い本になりますがコチラも親指シフトに関する紹介が少しあるほか、仕事でいかに成果を上げるか、その方法について述べられています。環境を整えることの大切さ、勉強を収入につなげるコツなどが学べます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました