こんにちは、Wak(@wak198)です。
今回はウルトラワイドディスプレイを徹底的に使ってみたので、そのレビューと個人的解説です。
- 「ウルトラワイドモニターって気になるけど、買って後悔しないかな?」
→ こんな悩みを持つ人のために、実際の使用感をもとにしたメリット・デメリットを徹底解説
記事の目的:後悔しないための判断材料を個人的な体験から共有する!
ウルトラワイドモニターとは?特徴と基本スペック
こんなところがポイントになります。要するに、今までの16:9のディスプレイよりもっと横長ってこと。
・アスペクト比は21:9や32:9
・主なサイズ:29インチ、34インチ、40インチ。
・代表的な解像度:WFHD(2560×1080)、UWQHD(3440×1440)、5K2K(5120×2160)
・平面 vs 湾曲ディスプレイの違い。
・対応していないゲーム・映像も存在する。
個人的には、こちらの製品でトライしてみました。

イマドキ、ウルトラワイドディスプレイって2万円で買えるんですね・・・
安いしお試しには十分なスペックです。
💡ウルトラワイドモニターのメリット【一般的な意見】
ここの辺は一般的に言われているウルトラワイドモニターのメリットになります。
個人的には賛成できるものあれば、「そうかな?」と思うところもあるので、後で詳しく述べていきます。
✔1. マルチタスクが爆速になる!作業効率が劇的に上がる
- Excel・動画編集・資料作成に最適
- 横スクロールが不要、複数ウィンドウも一望
✔2. デュアルモニターより省スペース&シンプル配線
- ケーブルが1本だけで済む
- モニター間の「切れ目」がないのでストレス減
✔3. 没入感がすごい!映画・ゲーム体験が段違い
- 湾曲タイプならより臨場感UP
- 一部の映画(シネスコサイズ)やRPG・レースゲームに最適
✔4. 横長なので目線移動が自然で疲れにくい
- 4Kの縦移動よりも快適
- 眼精疲労軽減の面でも◎
✔5. デスクが映える!PC環境がカッコよくなる
- おしゃれなガジェット部屋にしたい人向け
- モニターは「目に入る時間が長い」ので妥協しない方が◎
⚠ウルトラワイドモニターのデメリットと注意点
同じくデメリットです。こちらは基本的に確かな内容だと感じます。
❌1. 本体価格が高め(特に湾曲モデル)
- フルHDと比べると2倍以上の価格も
- でも「体験の価値」で考えると納得の声も多い
❌2. 横幅が大きく、設置スペースが必要
- 奥行60~70cm以上、横幅100~120cm以上が理想
- 新聞紙見開きでサイズ感をシミュレーション!
❌3. コンテンツが非対応だと黒帯表示になる
- PS5・Switch・YouTube・アニメは16:9が基本
- 黒帯や画面の横伸びが気になることも
❌4. 視点移動が多く、首・目が疲れる場合も
- 特に34インチ以上では、距離60~100cm推奨
- 奥行が足りないと圧迫感に繋がる
❌5. ゲームやPCへの負荷が増す
- 高解像度=高負荷=スペック不足だとフレームレート低下
- RTX4060Ti~4070以上推奨(ゲーム用途なら)
個人的な意見!
ここから本題。
実際、私が使ってみて感じてみているメリット・デメリット。
それから、それらを改善する方法についてまとめていきます。
✔横に広いからマルチタスクに便利?
ウルトラワイドの最大のウリは「横に広い」こと。
確かに、ウィンドウを2つ並べたり、タイムライン表示のある動画編集はしやすくなります。
ただ僕の使い方(主に文章作成やブラウジング)では、思ったほど劇的に効率アップは感じませんでした。
なぜなら解像度がフルHDと縦方向は同じ(1080ピクセル)なので、表示できる情報量は意外とふつうなんです。
横に長い分、逆に首を左右に動かすことも多く、ちょっと疲れる場面も…。
デスクワークでドキュメントを読んだり書いたりする仕事ではあまりメリットを感じませんでした。
ウィンドウを2つ並べても、16:10のフルHDのときと窮屈感は意外に変わらないのもイマイチ・・・でした。
✔画面がデカくて迫力がある?
確かに「見た目のインパクト」は抜群です。
29インチでもワイド感はすごくて、デスクに置くだけでテンションは上がる。
ただ、それが作業効率につながるかというと別の話。
僕は湾曲じゃないモデルを選びましたが、個人的には湾曲でも平面でも体感的には大差ないと思います。
むしろ画面を置く位置が大事で、顔の近くに置いたときの方が、作業領域は広がった感じがします。
顔に近づけると、今度は横長のディスプレイが首にダメージを与えてきます・・・
⚠正直、ウルトラワイドは“縦が足りない”
✔作業領域は広がった?→意外と狭い…
LG 29WL500-Bは解像度2560×1080。
確かに横には広いけど、縦解像度はフルHD(1080)と同じなので、実は「縦が狭い…」という実感があります。
ドキュメントやブラウザを開いたときに、一画面で見える情報量が少ないのはけっこうストレス。
僕のように文章を読む・書く作業が多い人には、縦の表示量が重要なんだなと痛感しました。
結果、作業領域は「思ったより狭い」という印象に。
✔動画編集も…そんなに変わらない?
「タイムラインが広くなるから動画編集向き」って言われがちですが、実際やってみるとそんなに恩恵は感じませんでした。
というのも、1分単位の編集ができれば十分だったりするんですよね。
それよりも素材ウィンドウやプレビュー画面を別画面に並べられるほうが便利だったりします。
結論、ウルトラワイドだからって、編集効率が爆上がりするわけではないなって思いました。
✍WQHD+縦モニターこそ正義だった
✔縦に広いWQHDが快適だった話
ここがポイント。
最近、WQHD(2560×1440)の縦に広いモニター(24インチ)も試しましたが、日常作業にはコチラの方がずっと快適でした。
画面が縦に広いと、ドキュメントも一度に多く見えるし、スクロールも減る。
しかも文字サイズも自然な大きさで、表示倍率をいじる必要がありません。
正直、ウルトラワイドよりもWQHDを選んだ方が、作業効率は上がったと感じています。
✔縦モニターを1枚プラスするのが最適解かも
さらにいうと、縦モニターをさらに1枚追加するのが最高でした。
ChatGPTでの文書執筆や、記事リサーチなど縦スクロール中心の作業では、縦ディスプレイが圧倒的に効率的。
フルHDの安いサブモニター(1万円+モニターアーム MAX2万円)を追加して、縦向きに設置するだけで、一画面の視認性が爆上がり。
スマホ画面に近い表示感覚なので、最近のWebブラウジングにはぴったりなんですよ。
🧑💻どんな人にウルトラワイドモニターはおすすめ?
じゃあどんな人だったらウルトラワイドモニターが使えるの?っていう話ですけど。
- ✅スタイリッシュな作業空間を作りたい人
- ✅FPSやレースゲームなどで没入感のある空間を作りたい人(湾曲ディスプレイ)
に限られるんじゃないかな、というのが個人的な感想です。
逆に、
- ✅日々の作業コスパを爆上げしたい人。
- ✅マルチタスク中心のデスクワーク民
- ✅動画編集・配信・RPGゲーマー
は、24インチくらいのWQHD+モニターアームの組み合わせを試した方が幸せになれると思います。
最近はWQHDのディスプレイも安いし、USB-Cケーブル1本で充電+ディスプレイ接続できるのでデスク周りもスッキリおしゃれになりますしね。
エルゴトロンのモニターアームは一本持っておくと、マジで一生使えるのでおすすめですよ。
で、さらに作業を効率化するならフルHDで良いので縦画面を1つ追加するのがおすすめです。

DELLなんかは中古でも壊れないのでおすすめです。
最近では、モバイルモニターを組み合わせて使うのもアリですね。
モニターアームはエルゴトロンでOK。2本までなら合体できます(実績アリ)
追記:最近はモバイルモニターでもWQHDレベルのものが出回り始めてますね。
これ ↓ 、普段づかいしていますが、かなりいいですよ。メインディスプレイになり得ます。
🧩まとめ|ウルトラワイドは人を選ぶ。作業内容次第で“当たり”にも“ハズレ”にもなる。
結論として、ウルトラワイドモニター(特にフルHDクラス)は、万人向けではないと感じました。
確かにゲーム・映像系には効果的です。
でも、文書執筆やリサーチ中心の仕事なら、縦の解像度が広いWQHDや縦モニターの方が圧倒的に作業効率が高いです。
今のところ、WQHD+縦モニター+モニターアームの組み合わせが最強というのが僕の結論。
ウルトラワイド導入を検討している方は、作業スタイルと照らし合わせて慎重に選ぶのがおすすめです!
それではまた! Wak
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