こんにちは、Make WakのWak (@wak198)です。
「タイピングを楽に・早くする」ことで「生涯アウトプットを続ける習慣を身につける」を目標に、文字入力(タイピング)の最適化に挑戦しています。
今回はJISかな入力への挑戦 3週目です。前回(2週目)ですでに感覚がつかめてきた感じがあります。今回は果たしてどうなるでしょうか?
かな入力実践レポート
15日目
たまたま手元にキーボードがなかったのでHHKB(いいやつ)からSurface Pro純正のキーボード(ノートPC)に戻してみた。ら、ストロークが浅いせいか指が痛くなってしまった。第2関節がギシギシして動かしにくい感じ。かな入力に慣れてない & 突き指する感じなのが良くないのだろう。HHKBに戻してみると痛みは収まったので一安心。
ここに来て、道具はやっぱり大事だな…と再認識。
16日目
指の痛みが慢性化してきた。いいキーボード(HHKB)を使ってマシになったとはいえ、指の関節がギシギシと痛む。動きもなんだかサビついたようにぎこちない。調子に乗って1日に何十分も練習しすぎたせいか。
一方でいいこともあった。結構ボーッとしていても打てる。少しずつ無意識化レベルまで落とし込まれてきた。ただ、なんとなく飽きてきた & もっといい配列があるのではないか、という欲が出てきて注意力が散漫になってきている。本当にかな入力に人生を使っていることが正しいのか、という後ろ向きな考えが頭をもたげるようになってきた。
17日目
仕事で疲れているのか、慣れてきたのか、一部のキーは無意識で押してしまっていた。また左手が右手の守備範囲のキーを押せてしまうこともあった。いいことなのか、悪いことなのか…。標準運指に従わなくても、自分が打ちやすければOKと聞くし、ローマ字入力でもよくやっていることではあるが…。
なお正答率はあまり安定していない。そのうち我流運指にも慣れて安定するだろう。ホームポジションが崩れるんじゃないかという心配はある。この辺のさじ加減はネットで調べてみてもよくわからん。特にかな入力は情報が少ない。
18日目
やっぱり運指を標準運指に固定することにした。左手中指が痛くてたまらなくなってきたからだ。今の我流運指を見てみると、左手中指の負担がかなり高いことが分かった。
これが自分で作ってみた負荷表。webサイトを参考に各指ごとの頻度(%)を一覧にしたもの。今の我流運指は左手中指に負担が集中していることがわかる。「゛」がある小指はさておいても、左手中指に突出した負荷が集中している。少しでも他の指に分散する必要がある。
標準運指にすれば、左手中指の負担は間違いなく減る。人差し指にその分負担が行くので、どうなるか試しながら様子を見る必要はある。
なんにしても、痛みが仕事にまで影響してきたので対策は必須。かな入力の標準運指にはかなり違和感もあるが、多少無理矢理でもしばらく続けてみる。
19日目
正答率が上がらない。今日は96.3%。指がバタつく感じがある。なぜ安定しないかがわからない。まだ標準運指がしっくりきてないのもある。ただし速度は安定して伸びてきている。今日は97.7WPM。100WPMも目前だ。これは嬉しい!
20日目
今日は正答率を意識して、かなり遅めに打ってみた。95.1WPMと昨日より下がったものの、正答率は99.4%といい水準まで伸びてきた。やっぱり我流で無理やり速度を上げるよりも、一度正答率を上げて安定させたほうが素直に伸びていく気がする。最初は伸び悩んだり、窮屈な感じでフラストレーションが溜まったり、本当にこれが正しいのか…と不安になったりはするが。ここが我慢ポイント。しばらくすれば必ずふわっと伸び始める。ということに気づいた。
なんか人生の教訓をゲットしてしまった。かな入力で。
21日目
3週間でついに100WPM到達! ここ最近は指がバタついて運指が定まらず、ミスが多かったように感じる。でも指をホームポジションに吸い付かせるように、必ず常にホームポジションに戻ってくるよう意識したらミスタイプがぐっと減って、タッチタイピングの感覚がつかめてきた。やっぱり最初のうちは多少窮屈に感じても、型を守るほうが大事とだと理解。
右小指は1こ右の列までは守備範囲が広がってきた。2こ右の「へ」「む」「―」はいまだミッション・インポッシブル。多分永遠にミッション・インポッシブル。それから、相変わらず指がギシギシと痛む。慢性化してきたので勝手には治らないなこれ。何か手を打たねば…
成長のグラフ
これが今回までの成長のグラフ。ものすごくきれいな右肩上がりでテンション上がる。ついに100WPMを超えてきた。そろそろ実用デビューしてもいいかも。成長率は先週に引き続き1日あたり+3WPMくらい。すごくわかりやすくていい。正答率も上向いてきた。毎日コツコツやるのってこんなに成果が出るものなのか。ただただ楽しい。
ただし指の痛みだけはなんとかしないと。こうしている間もギシギシと痛む。
おわりに
今回はかな入力3週目のレポートをお届けしました。極めて順調に成長が見られるのでやっていて楽しいし、振り返るのも楽しいですね。標準運指に戻したことも、毎日少しずつでも続けていることも、どちらも成果につながっている感覚があります。以前60日間続けて失敗した親指シフトよりも、21日ですでに成功している感じです。かな入力そのものの成果も嬉しいですし、普遍的な努力の方法が自分の身についた感じがあって、すごく充実しています。
次回もこの調子で頑張っていきましょう!(指の痛み、治るかな…)
それでは良いモデリングライフを!
Wak
次回
参考
ここではこの取組みの舞台裏について情報を公開しています。もし自分でもトライしてみたいとか、参考にしたいものがあれば参考にしていってください。
練習環境
練習サイト
かな入力の練習には、e-typingというwebサイトを使っています。ネットさえあれば他になにもいらず、いきなり練習することができるのでおすすめです。また、一回あたりの練習時間が短くて済む(1分前後)ので毎日の習慣にしやすいです。
慣れてきたら会員登録をすることをおすすめします。自分の成績や苦手キーの情報を残せるので、成長を確認することができます。
パソコン
パソコンは基本的に何でもOKです。あるものを使いましょう。WakはマイクロソフトのSurface Pro シリーズ(Core – i5以上をおすすめ)を愛用しています。起動がスマホ並に早いので、即練習できます。3Dモデリングソフトを難なく動かせるパワーもあります。日常生活は全部これ一台。
キーボード
キーボードも、とりあえず手元にあるものでいいと思います。もし練習が本当に続くようになってきたとか、手指に痛みを感じるようになってきた、などあれば「良いもの」を買ってしまうことをおすすめします。僕もかなり色々試してみましたが、東プレ社のREALFORCEシリーズか、PFU社のHHKBシリーズがベストだと思います。高価ですが長く使えますし、値崩れしにくいので最悪売却も可能です。僕はテレワークでの携帯性を重視してHHKBを愛用しています。
参考文献
ここでは、この挑戦に至るまでに刺激を受けたり、参考にしたりして役に立った書籍を紹介しています。タイピングに限らず、広く日常生活に活かせる内容も載っていますので、ぜひ一度読んでみてください。
小さな習慣
いつも目標をたてても三日坊主で終わってしまう。気づいたらやらなくなっていた。そんな失敗を繰り返している人におすすめの本です。新しい「習慣の身につけ方」を知ることができます。最近の僕のスキルアップ・バイブルです。
ポイントは、毎日の目標を「極限まで小さく」することです。目標が小さいと、毎日苦もなく実行できます。毎日実行できると達成感が得られるうえ、脳がその習慣を自動化します。習慣が自動化されると、さらにその習慣が「楽で」「レベルの高い」ものになっていきます。
今回のかな入力チャレンジも「毎日1文字」(もしくはe-typingのお題1回)を極限まで小さい目標に設定しています。これがどんな力を生んだかは、引き続きこの連載で公開していきます!
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
かな入力ではないですが、親指シフトに関する紹介が少しあります。また、自分の取り組みをブログやSNSで発信していくことの意味・価値について学ぶことができる本です。
自分の取り組みを発信することで共感を呼び、自分のブランドが確立されていく。ネットの中で自分のポジションが出来上がっていき、それがお金(収入)につながっていく。そんなイメージを持つことができるようになります。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
すこし古い本になりますが、こちらも親指シフトに関する紹介が少しあります。また、広く仕事で成果を上げる方法について学ぶことができます。環境を整えることの大切さ、勉強を収入につなげるコツなどを知ることができます。
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